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いたいけな

2025-05-01

シナリオ:短歌作成いちごつみTRPG いちご畑でつかまえて

主体

ダイス>5 殺伐とした過去
ダイス>5 寝食が欲望
ダイス>4 服装のイメージ
スペードの8

年若い少年。物心ついた頃にはスラムでその日暮らしをしていた孤児。
手先から小さなとげのような光を出せるが、活用法はよく分からない。
腹いっぱい食って、ふかふかのベッドで眠るのが夢。

ダイス>2 昼
ダイス>4 街(路地、歩道橋、どこか)
d66>22 生

鉢持たぬ草はおなかに日光を溜めて俺に食われたがってる

スラムの狭苦しい裏路地でも、日の光だけは平等に降り注ぐ。皮膚の上をすべる温かさを感じている間、自分が生きていることを知り、それだけで生きていけるわけでないことを知る。
炉端の石畳からかろうじて生える草花のほうが、飢えた体にはありがたいのだ。


砕け散るほがらかな花のの上ほがらかな顔が俺に謝る

たまに路地以外を通り抜けようと思ったら、こういう事故に見舞われることもある。
幸いと互いに怪我はせずに済んだが、怪我にも事故にも気付くのが遅れた。
やたらと表情豊かな顔のほうが、気になったから。

羽虫ってに惹かれるものらしい留まる勇気を持たない羽虫

植え替えれば花は平気だよ、と少女が笑った。
見てて、と同じ口で言うので、花の多い店頭に初めて足を踏み入れた。
でも、まるで場違いだ。