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新たな故郷を目指して4

2025-02-16

シナリオ:『A Perfect Rock』

惑星探索

最後の星

惑星:真ん中の小さいクリーム色!

🎲1d6 → 2 
地形:無存在、まれな存在
🎲1d6 → 5
空:一長一短
🎲1d6 → 3
植物類:大きな苦難と問題
🎲1d6 → 1
動物:致死性・致死レベル
🎲1d6 → 2
気候:稀な存在
🎲1d6 → 2
秘密・神秘:稀な存在

飛行宙域内に残る、最後の星へと向かう。
小振りに見える惑星は実際に見た目通りで、大半が大気で構成されており、着陸できる地形はごく小さい。地表を取り巻く大気は風速が強く、砂嵐を伴うものの、ヒトが存在できないほどの危険域ではない。

目立った危険がなく穏やかにさえ見える星だったが、難点となったのは生物群だった。
もやをまとったような存在が狭い地上を闊歩しており、他者の存在に気付くなり捕食行動を取る。食われた側は体を失って霧散し、食った側は一回り背丈を伸ばす。一定の体高を越えるとまるで産卵のように分裂し、散り散りに歩いていく。

その特異な行動は生体を持つ獣とは言い難く、自然発生した磁器生命体かと思われる。自立した行動を取っているように見えるだけで、実体は我々が言うところの生命とは遠いかもしれない。
調査のために船で接近したところ、こちらに反応して捕食行動を取ったため、危険と見なし調査は断念。鉄くずを群れの中央に投下したところ、見る間に群がられ、あとはひしゃげた鉄くずが残るのみであった。食わず嫌いはしないようだ。目についたものを(比喩表現だ)端から取り入れていく性質のせいで、この星の地表がこうも寂しいのだろうか? 捕食物は消化・吸収されるわけではないので、つまり栄養を必要としていないのかもしれない。
あとに残された屑の形状は強い力で潰された後のようだ。体の構成物質はダークマターに近いかもしれない。

報告会

あまりに危険な先住民の性質のため、実地調査よりも観察と思案の時間のほうが多かった。もう少し十分な研究施設と武器が揃えば再調査を行ってもいいだろうが、まだまだ先の話になりそうだ。

この星の分析を後回しにすることは船員の満場一致でもあった。取り急ぎ「煙玉」と名付けられた。

移住先の選定

これにて一帯の惑星の調査を終了する。

ひとまずの生活拠点として、レガラド含む調査隊は「鉱石の跡地」「堅い絨毯」二惑星を評価した。「鉱石の跡地」に足りない鉱物を「堅い絨毯」で調達し、また逆の資材調達も叶えようという計画だ。
とは言え、何よりもまずはそれぞれの惑星の調査と、そのための拠点確保が必要となる。

調査隊は二手に分かれた上で、居住区に残してきた住人たちも順次呼び寄せながら、もっぱらの生活拠点とすべく開拓を進めていく予定だ。